五反田敗北の女子プロレスの妄想短編小説です。
今回は当店でも大人気RUKAとSERINAが登場!三つ巴の闘いはどうなるのか?
『この記事の目次』
前編:試される覚悟

SERINAとRUKAは、同じ女子プロレス界にいながら、決して交わらないタイプだった。
技術を極め、無駄を嫌うSERINA。
感情を爆発させ、力で押し切るRUKA。
団体が発表したのは異例のカードだった。
SERINA vs RUKA vs 男子レスラーKAI。
男女混合の三つ巴戦。
「女同士で決着つけたいんだけど」
RUKAの言葉に、SERINAは静かに答える。
「リングは、強い者が残るだけ」
試合開始直後、KAIのパワーが二人を圧倒する。
持ち上げられ、叩きつけられるたび、観客は息をのむ。
「まだ終わらせない!!」
SERINAは耐え、RUKAは噛みつく。
互いを助けるつもりはない。
それでも、同じ相手に倒される悔しさだけが、二人をつないでいた。
KAIは笑った。
「二人でも、俺には届かない」
その言葉が、火をつけた。
後編に続く